反面教師

一番の少女は、24年とちょっと、ずぅっと側にいましたとさ。


私なんかどうだっていいじゃない。

そうかい。なら明日なぐさめてもらいなよ。貴女には最大の味方がいるんだから。

頭ぐっちゃぐちゃさぁ。

私が決めたことはいつだって間違いなのさ。
良かれと思ってやっても、ほとんど裏目に出るのさ。
どーでもよくなっちった。疲れちった。

機嫌を損ねたと感じれば、慌てていい子になろうとして。それが今でも抜けなくて。悲しませたくなくて。
貴女の前ではいい子でいたくて。貴女がそれを望むから。
自我もアイデンなんとかも、いらないよもう。
自分がしたいことをしたい、そんな気持ちはもういらないや。それをあの人が望まないから。
ずっといい子でいたかったなぁ。私は一体何人の人生を狂わせれば気が済むのかなぁ。。

私なんてとか、思ったって、少なくとも貴女の前では、極力口にしなかったでしょう。
そんなんで構って貰ったって意味がないでしょう。もとより私はもう忘れて欲しいわけだけれど。だからってわけじゃないけど。
あの子はどう思ってるか知らないけれど、私たちが譲歩したって、というか、私たちはもとより譲歩する義務があるのだろう。産んでもらったのだからね。
だから自我も何も要らないよもう。
いい子でいたい、でも自分のしたいことしたい、そんな矛盾とかジレンマにもやもやするのは疲れたよ。
いやいや、正しいんだ、あっちの言ってることは。実際そうだし経験じゃ勝てないし。
だから、それを必死で否定したい自分に疲れたっていってんの。
あーめんどくさ。
気が済むまでログアウトしてぇー。